ウクレレを弾いてみたい、音楽を始めてみたい、憧れのあの曲が弾けるようになりたい!
そんなみなさんの夢を叶えてみませんか?

夕食後にお部屋でゆったりお気に入りの曲を奏でたり、休日はウクレレ仲間と一緒に合奏をしてみたり、夢中に練習して時間を忘れてみたり。
傍らに音楽とウクレレがある生活はとても素敵で楽しいものです!

また、練習していた曲が弾けた時、実際に演奏を披露した時などなど、楽しい!感動した!という瞬間が音楽にはいっぱいあります。
そんな音楽ならではの体験をぜひ多くの方々に味わってもらいたいと思っています!

はじめに。ウクレレの基礎知識



ウクレレの種類


ウクレレには4つのサイズがあります。
小さい方からソプラノ、コンサート、テナー、バリトンという名称で呼ばれています。

ソプラノからテナーまではチューニングは同じで、バリトンのみ低いチューニングです。
ソプラノ、コンサート、テナーはチューニングの同じですので最初の一本はその中から選ぶと良いでしょう。 
もっと読む



ウクレレのチューニング


ウクレレを弾く際にとても大切なことが各弦の音を合わせる作業、「チューニング」です。
しっかりとチューニングがなされていないとコードの音が濁ったり、メロディーがすこし変になってしまって気持ちよく演奏することができません。
きちんとチューニングを合わせた楽器で演奏することが上達の鍵です!

今回はチューナ−を使ってウクレレをチューニングする方法を解説します!

もっと読む



タブ譜の読み方


五線譜ではウクレレのどの弦のどのフレットを押さえるかのインフォメーションがないためわかりにくいものとなってしまいます。
そこで考案されたのがタブ譜です。

タブ譜はどの弦の何番目のフレットを押さえればいいかが一目でわかるようにデザインされた記譜法です。




もっと読む




ウクレレ各部分の名称


ウクレレには様々なパーツ、部位がありそれぞれに名前がついていて
ネット記事や教則本などの弾き方の説明ではそうした各部位の名前が出てきます。


各部位の構造や名前を把握して理解を深めていきましょう!



もっと読む



コードとは?? ウクレレの基本的な伴奏の仕組みについて。


ウクレレの最もポピュラーな弾き方はコードを用いての伴奏だと思います。

左手でコードというものを押さえて、右手でいっぺんにかき鳴らしたり、順番に弾いていったりすることで歌の伴奏となるハーモニーを作っていきます。

コードについての説明とストローク、アルペジオの基本的なやり方を解説します。


もっと読む

Step 1. 曲を弾いてみよう! ストローク編

ストロークとは左手で押さえたコードを腕を振って一度に鳴らしていく奏法です。
いわゆるジャカジャカとかき鳴らすという弾き方ですね。
基本にして最もウクレレらしいサウンドが楽しめるものなので、まずはここからトライしていきましょう!



ストロークのフォームとやり方


ストロークのやり方を動画で解説します。
基本は肘からの大きな振りとそれを規則的に行うこと。
ストロークをしっかり弾くことができれば良いリズム感が身についていきます!

一番ウクレレらしいサウンドとも言えるので、まずはストロークを覚えてジャカジャカとウクレレをかき鳴らして楽しんでみてください!
もっと読む



Stand By Me


映画やジョンレノンのカバーなどでも馴染み深い名曲、Stand By Me。
この曲はは出てくるコードが4つしかなく、Aメロもサビも同じコード進行、パタ-ンで弾くことができます。
つまり1つの基本サイクルを覚えてしまえばもう一曲仕上がるので、ウクレレを手にしたらまずは弾いて見てほしい曲の一つです。

もっと読む




ルージュの伝言


Stand By Meと同じくコード4つだけで弾ける曲です。
日本語の曲を弾きながら歌って見たいという方はこの曲からチャレンジしてはいかがでしょうか。

AパートとBパートのみのわかりやすい構成で覚えやすい曲です。


もっと読む



Over the rainbow


ウクレレといえば...の曲の一つ。
軽やかにストロークで弾けばミュージカル曲ながらもハワイアンテイストが楽しめるアレンジになります。

Step 2. 曲を弾いてみよう! アルペジオ編



アルペジオのフォームと指の動かし方について


アルペジオを弾く際の右手の動かし方について動画で説明しました。

バラードやソロウクレレでは右手の4本の指を別々に動かすこうした弾き方が必須になってきます。
構え方や指の動かし方で音質、指の操作性が大きく変わってきます。
正しいフォームを身につけて良い音を楽しんでください!
もっと読む



Loving You


同じくコード5つ、Emが登場する曲です。
Sha La La La Laのところまで同じコード進行が続くので覚えやすい曲だと思います。

Bメロの最後が少し速いチェンジとなるので、この時こそ指を早めに離すのを意識しましょう。






Let It Be


言わずと知れたビートルズの代表曲ですが、コード進行がシンプルで弾きやすい曲でもあります。
ピアノのフレーズを模したアルペジオでLet It Beの雰囲気をそのまま楽しんでみてください!








Yesterday


同じくビートルズの有名曲。
少し動きのあるアルペジオですが、その分メロディックで弾いていて楽しい曲です。
メロディーとリンクしたような美しいラインを楽しんでみてください!

Step 3. 曲を弾いてみよう!ソロウクレレ編



When You Wish Upon A Star/星に願いを


親指一本でも弾けるアレンジに仕上げました。

ソロウクレレというと難しいもの、上級者になってからのものというイメージがあるかも知れませんが、こちらは初心者の方でも楽しめるアレンジになっていますので、ぜひ挑戦して見てください!






Norwegian Wood


ビートルズのノルウェイの森をソロウクレレアレンジで演奏しました。

歌詞の世界観をインストでも表現したいと思っていつもアレンジしているのですが、この曲では幻想的な世界観がやはり大切なところだと思います。
この感じを聴いてる皆さんにも、そしてこれを弾く生徒さんにも味わってもらいたいなあと思って作りました。

原曲とは別の楽器でカバーするとその曲のメロディーの美しさを再認識できるように思います。
違った切り口で聴くことにより、楽曲がまた別の形でしみ込んでくるような感じですね。



A Whole New World


こちらは上級者の方向けアレンジとなっています。
メロディーも大きく飛ぶので、かなり距離のあるコードチェンジも多くなっています。

タブ譜の読み方

五線譜ではウクレレのどの弦のどのフレットを押さえるかのインフォメーションがないためわかりにくいものとなってしまいます。
そこで考案されたのがタブ譜です。

タブ譜はどの弦の何番目のフレットを押さえればいいかが一目でわかるようにデザインされた記譜法です。
今回はそのタブ譜の読み方を解説します

タブ譜は五線譜のように5本の線ではなく、4本の線で構成されています。
この4本の線がウクレレのそれぞれの弦を表しています。
一番上の線が1弦、そこから下に向かって順に2、3、4弦となります。

ウクレレを構えた時、一番下にくる弦が1弦、一番上にくる弦が4弦です。

それぞれの線の上に書き込まれた数字は各弦の何番目のフレットを押さえればよいかを示しています。
譜例の場合、最初の音は上から2番目の線に7と記されています。
2弦の7フレットを押さえて弾くことを表します。

音符や休符は基本的に五線譜と同じです。
譜例の1小節目を見てみましょう。
2弦の7、5、3フレットを8分音符で弾きます。
1小節目最後の2弦5フレットの音が2小節目の頭の音がスラーで繋がれています。
数字が丸く囲んであるのは2分音符です。
なので2弦5フレットの音を2拍+半拍伸ばして弾く、ということになります。

タブ譜は大変わかりやすく、教材としていろいろな所で目にする機会があると思います。
ぜひ読み方を覚えて練習に役立ててください!

ウクレレのチューニングのやり方

ウクレレを弾く際にとても大切なことが各弦の音を合わせる作業、「チューニング」です。
しっかりとチューニングがなされていないとコードの音が濁ったり、メロディーがすこし変になってしまって気持ちよく演奏することができません。
きちんとチューニングを合わせた楽器で演奏することが上達の鍵です.


今回はヘッドに取り付けるクリップ型のチューナーを例に解説します。
どんな場所でも的確に音を拾ってくれるのでオススメです!

弦を鳴らすと、今鳴っている音程がアルファベットで表示されます。
そして音が高いのか低いのか目盛りが触れてわかるようになっています。
チューニングしたい弦以外の弦が鳴るとチューナーがうまく反応しないので手で他の弦に触るなどして鳴らさないようにしましょう。



まずは構えたときに一番上にくる4弦からチューニングしていきます!
4弦はGの音です。
音が低い場合は左に目盛りが振れます。
この場合は弦を締めて音を高くしましょう。



音が高すぎる場合は右に目盛りが振れます。
この場合は弦を緩めて音を低くします。
音が高い場合、目盛りが左に振れるまで一端弦を緩めてから、音を合わせます。
弦を締めて音を上げながらチューニングしないと狂いやすくなるからです。

このように目盛りが中央にきたら完了です!

同様の手順で他の弦もチューニングしていきます。
各弦の音はそれぞれ
4弦→G(構えたときに一番上)
3弦→C
2弦→E
1弦→A(構えたときに一番下)
となっています。






チューニングはウクレレを弾く前に必ず行うように習慣づけましょう!
始めのうちは少し時間がかかってしまうかもしれませんが慣れれば短時間でできるようになります。
正しいピッチで気持ちよく演奏してください!

ウクレレでアルペジオを弾く時の右手の動かし方について動画で説明しました!



アルペジオを弾く際の右手の動かし方について動画で説明しました。

バラードやソロウクレレでは右手の4本の指を別々に動かすこうした弾き方が必須になってきます。
構え方や指の動かし方で音質、指の操作性が大きく変わってきます。

正しいフォームを身につけてきれいな音を楽しんでください!

基本のフォームについて

それぞれの指を一本ずつ弦にかけます。
親指が4弦、人差し指が3弦、中指が2弦、薬指が1弦です。

構え方のポイントは主に2つ。
1つ目のポイントは手首が前に突き出たり、横に曲がったりせず、肘からまっすぐに伸びているようにします。手の甲をウクレレの表面と平行にするイメージです。

2つ目のポイントは親指と人差し指が向かい合わせにならないようにすることです。
親指はすっとまっすぐに、それ以外の指は軽く握り、親指と人差し指が互い違いになるようにします。


指の動かし方

親指は根元から下に向かって動かします。
この時弦を押し切らず、斜め前にに自然にはじき出されるようにします。
人差し指にぶつけにいくようなイメージです。


人差し指から薬指の動きはほぼ共通です。
基本の構えからそのまま握り込むように。
第一間接をあまり曲げないように心がけます。
大切なのが指を握り込む過程で、ゆびが弦の上を滑っていく感覚をもつことです。
このまま握り込んで、弦の上を指が滑って、ある地点で自然と弦が指から離れ、音が出ます。

指を握り込む過程で手を違う方向へ動かしたりせず、最後まで信じて握り込みましょう。
また、特に薬指を動かすときは小指も一緒に握っていくとやりよいです。

こうすることで指の肉の部分でしっかりと弦を捉えられるので太くいい音が出せます。
弦を弾く、ではなくて弦を掴むというイメージを持ってやってみてください。
また手にとって自然な動きなので負担が少なく、操作性も良くなります。

ルージュの伝言

Stand By Meと同じくコード4つだけで弾ける曲です。
日本語の曲を弾きながら歌って見たいという方はこの曲からチャレンジしてはいかがでしょうか。

AパートとBパートのみのわかりやすい構成で覚えやすい曲です。








曲構成、コード進行は絞って覚える


この曲の譜面、Aパート一枚、Bパート一枚の合計2枚の分量です。
丸覚えすると、そのままこの分量を頭に詰め込まねばならないのですが、共通のポイントをいくつか捉えてそれを覚えてあげられればとてもシンプルな形で暗譜することができます。

例えば全体を見渡してみましょう。
コード進行はおよそC、Am、F、G、Cという順番です。
つまりこの順番でコードチェンジができればテクニック面はクリアできたと言えます。

また、Aパートの終わり、1枚目の最後の2段ですね。
少しコードが込み入ったように見えますが、各段、F、G、Cは同じで違いは最後のコードだけ。
AmかGしか違いはありません。

このように共通項を見つけ出して分類し、バリエーションとして記憶していくと覚えやすくなります。

極端な言い方をすると譜面が2枚あっても習得しなければいけない箇所は2段分だけ、あとは応用ということです。
なるべくシンプルに捉えていくのがコツです。



歌詞やメロディーとセットで覚える

このように同じような箇所が多い曲は弾いていてどこの部分かわからなくなってしまって逆に覚えにくい、というのもまた真実です。

そんな時は歌詞やメロディーもセットで覚えてみましょう。
歌詞やメロディーのどの部分がどのコードと対応しているのかをメロディーをイメージしたり実際に歌ってみたりしながら体得していきます。

童謡のメロディーをいつまでも忘れないのがいい例ですが、一度覚えたメロディーはなかなか忘れません。
それがフックとなってコード進行の記憶も定着または呼び出すことができます。

ちなみに一枚めは「あの人のママに会うために〜♪」
2枚目は「不安な気持ちを残したまま~♪」の部分です。


このあたりのポイントを踏まえて覚えた曲はなかなか忘れませんのでぜひこうした覚え方のコツを体得してみてください!

コードとは?? ウクレレの基本的な伴奏の仕組みについて。

ウクレレの最もポピュラーな弾き方はコードを用いての伴奏だと思います。

左手でコードというものを押さえて、右手でいっぺんにかき鳴らしたり、順番に弾いていったりすることで歌の伴奏となるハーモニーを作っていきます。

コードについての説明とストローク、アルペジオの基本的なやり方を解説します。




コードとは一定の規則に従って積み重ねられた複数の音のまとまりのことで、その積み重ね方や音の違いでいくつかの種類に別れています。

楽曲の中ではこのコード達の順番や種類がメロディーに沿って指定されています。
これをコード進行と呼びます。
このコード進行に沿ってコードを鳴らしていくことでハーモニーが生まれ、メロディーを支える伴奏となっていくわけです。

ウクレレではコードごとに弦の押さえ方が決まっています。
弦を一本しか押さえないものから全部の弦を押さえるものまであります。
これをコードフォームと呼びます。
押さえていない開放弦の音も含めてコードフォームであり、4本の弦全部でコードのサウンドとなります。

コードフォームはCやG、AmやEmといったようにアルファベットと記号で表されますが、まずは暗記にあまりこだわらず、見たままに押さえていってみましょう。


ex. ストロークの基本パターン
このコードフォームを腕を振ってジャカジャカとかき鳴らしていくのがストローク。
リズムが全面に押し出されてウクレレの一番おいしいサウンドが楽しめる奏法です。

反対に弦を一本ずつ弾いてコードの音をバラして鳴らしていくのがアルペジオ。
これはバラードなど静かな曲で使われます。







ストロークとアルペジオ、この2つが伴奏の大きな柱です。

最初はストロークから練習していくとよいでしょう。
まずは親指のみで弦を弾いてコード進行を覚えていきましょう。
コードが指に馴染んできたら右手を振って弦をかき鳴らし、リズムのパターンをつけてみましょう。

コードをどういうリズムでどのように鳴らすのかによって曲のグルーヴや雰囲気が決定されます。
ストロークやアルペジオにも様々なパターンがあります。
シンプルなストロークから始めて、色々な曲を弾く中で弾けるパターンを増やしていくことで演奏できるジャンルがどんどん広がっていきます!

ストロークのフォームとやり方



ストロークのやり方を動画で解説します。
基本は肘からの大きな振りとそれを規則的に行うこと。
ストロークをしっかり弾くことができれば良いリズム感が身についていきます!

一番ウクレレらしいサウンドとも言えるので、まずはストロークを覚えてジャカジャカとウクレレをかき鳴らして楽しんでみてください!


基本の動かし方

肘からの大きな動きで腕を振って、人差し指の先を弦に当てていきます。
この時手首から先、指先も含めて力を抜き、腕を振った慣性力で動かすようにしましょう。
ちょうど手を洗うときに水を切るような感じです。
指先が直線的でなく弧を描くような軌道になるのをイメージしてください。
12フレット付近を狙うとやりやすいでしょう


1本の弦だと思って振る

4本の弦を1本だと思って一気に弾いていきます。
大事なのは腕の振り幅を大きくすることです。
腕の振り幅が小さいと指が弦を通過するスピードが遅くなり、音がばらけます。
腕をボディーの幅くらい大きくふることで指のスピードが上がり、シャープな音がでます。
行きも帰りも同じ音が出ると理想的です。


腕は規則的な一定の動きを保つ

これらの腕の動きを一定に保つことです。
良いリズムとは音が出るタイミングがぶれずに一定に定まっているリズムです。
腕の振り幅やそのスピードが一定に保たれていれば良いリズムは自然と担保されます。
ストロークではこの規則的な動きを続けることが非常に大切です。

ウクレレはよい腕の動きができればそれがそのままいいリズムにつながります。
思い切り良く腕を振っていきましょう!

ウクレレの種類

ウクレレには4つのサイズがあります。
小さい方からソプラノ、コンサート、テナー、バリトンという名称で呼ばれています。

ソプラノからテナーまではチューニングは同じで、バリトンのみ低いチューニングです。
ソプラノ、コンサート、テナーの3種はチューニングは同じですので最初の一本はその中から選べると良いでしょう。


ソプラノ

一番小さなサイズのウクレレです。
ポロンとした可愛らしい音と抱えやすい小さなボディ-は一般的なウクレレのイメージに直結するものなのではないでしょうか。
コードストロークで軽やかにに弾くのに最適だと思います。
持ち運びも楽なのでまずは手軽にという方にオススメです。



コンサート

ソプラノより一つ大きなサイズのウクレレです。
ウクレレらしい小ぶりなルックスながら、単音弾きの場合でも存在感のある音をしっかり出すことができます。

ストロークやアルペジオなどのシンプルな伴奏はもちろん、メロディーやアドリブ、ソロウクレレなど様々なスタイルに適応できる一番万能なサイズなので最初に買うならば一番オススメです!
フレットの間隔もソプラノに比べてそれほど広くないのでとても弾きやすいと思います。


テナー

チューニングが同じ3つのサイズの中では一番大きな種類です。
ソプラノ、テナーと比べるとかなり大きく、さながら小さなギターといったところです。

ソプラノやコンサートに慣れている方だとフレットの間隔が少々広く感じられるかもしれません。
その分弦長が長く、弦のテンションがしっかりしているのでより説得力のある音を出せます。


ギターのような感覚でメロディーやソロウクレレをガンガン弾きたい方はぜひテナーを選んでみてはいかがでしょうか。


バリトン

一番大きなサイズでチューニングも他の3種よりも低く設定されています。
4弦からE,A,D,Gというギターと同じチューニングです。
アンサンブルのなかで低音を担当するのが主な役割です。
低いチューニングをいかしての伴奏や太い音のメロディーなどを弾いても面白いと思いますが、出音、弾き心地ともにウクレレというよりもギターのような印象でしょう。




とりわけウクレレだけでアンサンブルを、というコンセプトでなければバリトンウクレレではなく小さなサイズのミニギターというプロダクツを選択してしまうのもありなのではないでしょうか


やはりオススメはコンサートかテナーだと思います。
特にコンサートは持ちやすい小ぶりなボディーながら、アドバンスな奏法にも対応できます。
持ち運びも楽なので一本あれば長く使っていけると思います!

ウクレレで弾くStand By Me - 解説動画とタブ譜

Stand By Meのウクレレでの弾き方を動画で解説しました!
スタンドバイミーは出てくるコードが4つしかなく、Aメロもサビも同じコード進行、パタ-ンで弾くことができます。

つまり1つの基本サイクルを覚えてしまえばもう一曲仕上がってしまいます。


ネットや教則本で基礎練習の方法など、いろいろとお目にかかると思いますが、やはりまずは曲を覚えて実際に「音楽」を演奏していった方が楽しいですし、上達も早いです。

動画とタブ譜とその解説を掲載しましたのでぜひ練習してみてください!








左手のコードを覚える

まずは左手のコードを覚えていきます。
右手のパターンは一旦後回しにして親指などでポロンと鳴らしながらコードの形や順番を確認していきます。

コードの押さえ方を示すダイアグラムは一番下の線が4弦、一番上の線が1弦を表しています。
例えば最初のAのコードは4弦2フレット(構えた時に一番上にくる弦の2番目のブロック)と3弦1フレット(構えた時に上から2番目の弦の1番目のブロック)を押さえます。

メロディーをイメージしながら弾いていくと記憶に定着しやすいです。
余裕があれば軽く口ずさんでみましょう。


右手の振りと空ピッキング

こうして押さえたコードを右手を振って4本の弦を一度に鳴らしていきます。
上から下に振り下ろすダウンピッキングとそれを上に戻すように振り上げるアップピッキングを交互に行います。
肘から大きく腕を振って常に均一な振り幅、腕のスピードになるようにしましょう。
手首から先の動きを意識せず、ぶらぶらな状態で人差し指の先を当ててみてください。
こうすることで整ったカッコ良いリズムが生まれてきます。

まずは行きも帰りも全部弦に当ててみてください。
そして慣れてきたら空ピッキングというものにトライしてみましょう。

3回目のダウンピッキングは弦を弾かずに空振りするように振り下ろします。
譜面でカッコがついている箇所です。
この空振りする動きを空ピッキングと言います。
この空ピッキングにより、リズムを担保する腕の均一な動きを止めずに様々なリズムパターンを弾くことができるのです。


コードチェンジ

コードがリズムに合わせて色々変わっていくことで曲のハーモニーとリズムが生まれ、伴奏となります。
このコードチェンジですが、それまで押さえていたコードから一旦指を離し、次のコードに向かいます。
この際にどうしてもある程度の時間は必要となります。
これは熟練者でも同様です。

このコードチェンジの時間の作り方ですが各コードの最後の音の時に指離して開放弦を弾きます。
そしてその間に次のコードに向けて指を動かします。

開放弦というと曲に関係ない音が突然挟まってくるように思うかもしれませんが、弦楽器の演奏ではこれが息継ぎのように良い間を与えてくれるので必須の音と言えます。

ウクレレの各部分の名前と働き解説します。

メインの胴の部分をボディと呼びます。
表面の板をトップ、裏側をバック、側面をサイドと呼びます。
真ん中の穴はサウンドホールと呼ばれ、ここを通してボディ内部で音が響きます。

ボディの肩の片方だけえぐれている部分をカッタウェイと呼びます。
カッタウェイがあることで高い音までスムーズに弾けます。

カッタウェイが無いモデルはノンカッタウェイモデルなどと呼んだりします。


ボディーの表面にある、弦を結ぶための部分をブリッジと呼びます。
弦を支えるように持ち上げている白の細長いパーツをブリッジサドル、あるいは単にサドルと呼びます。

左手で握る部分をネックと呼びます。
ネックの表面にはもう一枚の別の板が張ってあります。
この指が直接触れる板を指板(しばん)と呼びます。

指板上にいくつも打ってある金属の棒をフレットと呼びます。
このフレットに弦を押し付けることで振動部分の長さが変わり、音程が変化します。


指板上に間隔をあけて打ってある丸い点はポジションマークと呼ばれます。
ポジションマークは演奏中に見やすいように、指板の側面にも打ってあります。


ネックの先にある先端部分をヘッドと呼びます。
ヘッドにある弦を巻く機構をペグと呼びます。
弦が巻き付いている柱状の部分を特にペグポストと呼びます。
稀にマシンヘッドと呼ばれることもあります。

ヘッドとネックを隔てる白の細長いパーツはナットと呼ばれます。
弦が通るための溝が掘られています。

ナットとブリッジサドルは弦の振動をそこで遮断する役割を担っています。

ウクレレで弾くYesterday - コードダイアグラム動画とタブ譜

ビートルズの名曲、Yesterdayのウクレレアレンジでの弾き方です。

コード進行としては少し複雑な曲ですが、原曲はポールによるアイディア溢れるコードワークにより、シンプルで弾きやすく、それでいてメロディックな伴奏に仕上げられています。
そのメロディックな伴奏をウクレレでもそのまま楽しめるようにアレンジしました。

歌のメロディーと効果的に絡むラインとなっていますのでぜひお楽しみください!

ウクレレで弾くLet It Be - 解説動画とタブ譜

ビートルズでも一番の知名度を誇るであろうLet It Beのウクレレアレンジの伴奏について解説します。

ピアノによる伴奏と歌の合間の決めフレーズが印象的ですが、これらの雰囲気を取りこぼすことなく楽しめるようアレンジしました。

出てくるコードや構成もシンプルなので初めての方でも特に弾きやすい曲ですのでぜひ挑戦してみてください!

ウクレレで弾くWhen You Wish Upon A Star/星に願いを - 演奏動画とタブ譜(ソロウクレアレンジ)

When You Wish Upon A Star/星に願いをのタブ譜と演奏動画です。
ディズニーのピノキオのテーマとしても知られる名曲をソロウクレレアレンジにしました。

ソロウクレレはコードフォームの中の一つの音をメロディーに合わせて動かしながら進んでいくので、アレンジによっては複数の指を同時に動かしていく普通の伴奏より簡単に弾けます。


このアレンジはメロディーの展開を利用して段階的に左手が変わっていくものになっていますので、初心者の方もぜひチャレンジしてみてください!

ウクレレで弾くLoving You - 解説動画とタブ譜

ミニーリパートンの名曲、Loving Youのウクレレアレンジタブ譜です。

コード進行がとてもシンプル(曲の大半が同じ進行)で初心者の方にも弾きやすい曲です。
左手を離し開放弦を交えてコードチェンジを行なうという感覚も身につけられるように組んだアレンジ&タブ譜になってますのでぜひアルペジオの練習曲として取り組んでもらえればと思います!