コードとは?? ウクレレの基本的な伴奏の仕組みについて。

ウクレレの最もポピュラーな弾き方はコードを用いての伴奏だと思います。

左手でコードというものを押さえて、右手でいっぺんにかき鳴らしたり、順番に弾いていったりすることで歌の伴奏となるハーモニーを作っていきます。

コードについての説明とストローク、アルペジオの基本的なやり方を解説します。




コードとは一定の規則に従って積み重ねられた複数の音のまとまりのことで、その積み重ね方や音の違いでいくつかの種類に別れています。

楽曲の中ではこのコード達の順番や種類がメロディーに沿って指定されています。
これをコード進行と呼びます。
このコード進行に沿ってコードを鳴らしていくことでハーモニーが生まれ、メロディーを支える伴奏となっていくわけです。

ウクレレではコードごとに弦の押さえ方が決まっています。
弦を一本しか押さえないものから全部の弦を押さえるものまであります。
これをコードフォームと呼びます。
押さえていない開放弦の音も含めてコードフォームであり、4本の弦全部でコードのサウンドとなります。

コードフォームはCやG、AmやEmといったようにアルファベットと記号で表されますが、まずは暗記にあまりこだわらず、見たままに押さえていってみましょう。


ex. ストロークの基本パターン
このコードフォームを腕を振ってジャカジャカとかき鳴らしていくのがストローク。
リズムが全面に押し出されてウクレレの一番おいしいサウンドが楽しめる奏法です。

反対に弦を一本ずつ弾いてコードの音をバラして鳴らしていくのがアルペジオ。
これはバラードなど静かな曲で使われます。







ストロークとアルペジオ、この2つが伴奏の大きな柱です。

最初はストロークから練習していくとよいでしょう。
まずは親指のみで弦を弾いてコード進行を覚えていきましょう。
コードが指に馴染んできたら右手を振って弦をかき鳴らし、リズムのパターンをつけてみましょう。

コードをどういうリズムでどのように鳴らすのかによって曲のグルーヴや雰囲気が決定されます。
ストロークやアルペジオにも様々なパターンがあります。
シンプルなストロークから始めて、色々な曲を弾く中で弾けるパターンを増やしていくことで演奏できるジャンルがどんどん広がっていきます!